パッケージ画像



カード裏面



8=STRENGTH



11=JUSTICE 



ワンドの8 Swiftness



カップのエース 



ソードのプリンス Son of Swords in the South



ストーンのキング Father of Stones in the West

コメント:
Haindl Tarot。 United States Games Systems。
1990/6月発売のカードです。 13.2 x 8.1 x 2.5 cm

カード裏面で分かる様に、正・逆を扱わないデッキです。Strengthのカードに獅子が描かれているデッキが多いなか、このデッキには大蛇が描かれているのが興味深いと感じました。
小アルカナは各スートごとに、エレメントと世界の文化・東西南北が描かれています。
ソード=風。南。エジプト。 ワンド=火。東。インド。 カップ=水。北。ヨーロッパ。 ストーン=土。西。新大陸。
また、大アルカナにはルーン文字・ヘブライ文字、小アルカナには易の卦が入っています。ルーンのシンボルも描かれています。「おもしろいな」と感じたデッキです。
ハインドルの古代文化に関する知識と、ネイティブアメリカンと暮した経験から生まれたデッキです。 正・逆を扱わない所といい、トートの構成に近いのだろうと思います。だから難しいと敬遠せず、自分なりに使ってしまえばいいのではないかと思います。幻想的なイラストも興味深いです。
トート(THOTH)と比べると、あまり頻繁には使っていませんが、このデッキも愛用しているデッキで、コレクションの山に埋もれてはいません。(笑)

2007.12.17 掲載